ブランドロゴリニューアル。新ロゴとコンセプトに込めた想い

 

新しく2024年6月からtatoubiのディレクターになりました、minaです。


私は9歳までイギリスの自然豊かな町で育ち、それから日本で育ちました。高校生の時に「パームオイルによる森林破壊」の現状を知り、環境問題に関心を持ち始めました。大学では環境問題を勉強し、NPO法人でビーチクリーンを開催。また、アウトドアブランドでアルバイトをした経験から、地球も生産者も生活者も思いやるブランドを増やし、ビジネスで社会問題解決にアプローチしたいと考えるようになりました。

さて早速ですが、このたびtatoubiのロゴとコンセプトを一新しました。

本日はそれらに込めた想いについてご紹介させてください。

 

ロゴ


瀬戸内海に浮かぶ大小さまざまな島々の風景を表した言葉「多島美」。

この風景を表現したいと思い島々のモチーフは残し、tatoubiのテキストデザインを大きく変更しました。

目指したのは、個々が独立しながらもゆるくつながる世界観。

特に真ん中の「o」では、付かず離れずの曖昧な線によって、従来の枠組みから解放され、世界が再びつながることを表しています。

製品を通して、新しい気づきを見つけていただきたいという想いを込めました。

 

コンセプト「find your tatoubi

とある高台からみた瀬戸内海に浮かぶ島々が、ふと私たちの社会の縮図のように写りました。

全く同じ形、同じ生態系を持つ島はひとつもありません。
私たち人間も同じく、性格や見た目が同じ人はいません。

島がひとつでもなくなると、それは多島美ではなくなります。
社会も私たちひとりひとりがいることで成り立っています。

自然も私たちも、個でありながら、どこかにつながりがある。
個でありながら、ひとつであるこの距離感がちょうどいいのです。
それぞれが代わりの利かない、限りある資源でもあります。

tatoubiはこれから瀬戸内海に浮かぶ島々のように形を変えて、また時には海、空、風となり、人と自然、人と人をつないでいきます。

自分らしさを大切にしながら、作る方・使う方や地球へを想う価値観を大切にしていきます。

 

瀬戸内海の新しい道を探す旅へ。

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